メルマガ第3号 苦手!

こんにちは 神長きのこ園です。

苦手なことはこんなもんです!!

HPトップの「いらっしゃいませ」の文字色とフォントサイズ変更に2時間かかりました。
店長日記は少し慣れたので1時間です。ワードやメモ帳などで作った文字を
書き込みページに貼り付けると 色もフォントサイズもこのページの規格に戻ってしまうのが理解出来ずに、取説をダウンロードし見慣れない(いや初めて見る)暗号的解説と記入ルールの壁に悪戦苦闘して、「おっ、、色が変わった」「文字が大きくなった」と一つ一つ確認しながら進めました。 まだまだ見づらいですがお付き合い下さい。
このメルマガをご覧になっている方で「おちゃのこネット」の取説が「こんなに簡単だよ」と思えて 尚かつ時間に余裕のある方は「取説攻略」を私に理解出来る言葉で教えて下さいませ。

今回は国産オオクワについて
年間試験目標数が1000頭の国産オオにも色んな産地や血統があります。
同じ県なのに全く違う食性の産地が有り、片方は高タンパク菌糸で大きくなり、片方は低添加菌糸しか食べられないのに大きくなります。これまで4回、色んな菌糸で試験をしましたが、毎回同じ結果になるので「ほぼ確定」です。
MAXサイズはどちらも79ミリ代で、菌糸以外の管理条件を同じにすると、形状の差は少なくなりますので「羽化個体だけを見たら同血統」と誰もが確信するでしょう。
しかし飼育段階での食性の差は「こんなに違うのか?」と管理ラベルを見ると
一目瞭然です。
 まだギネスを取れていない「国産オオ」攻略は今試験中の血統から83ミリクラスが
羽化してくると現実になるかも知れません。

国産オオのアベレージを上げるには1本目1400cc→2本目♀800cc、♂1400ccです。1本目1400ccに初令または2令幼虫を投入し,5ヶ月後に入れ替えます
この時ほとんどの方が過去最高の(超)巨大幼虫を目にします。
30gは当たり前、35gもポツポツ、時には37gUPも出てきます。
「そんなの今までにもいたけど、全部羽化不全だぞ」と言われる方は
水分55%仕込みの菌糸と47%仕込みの菌糸の差を羽化個体で体験し比べて下さい。
ピースオブワールド様のアゴ基部7ミリやセブンオークス様のホペイ、アゴ基部7ミリが今年はビッダの参考画像として載せてあります。
現在の菌糸開発は100%頭巾とアゴ巾に重点を置いていますが、いつかは(いや出来るだけ早く)ギネスを取りたい(お客様に出して頂きたい=私にはそんな血統が以内のも事実)ので、長さの出る菌糸開発も昨年から急ピッチで進めています。
個人的には細長い個体は好きではありませんが、記録としては取りたいのが「ギネス認定」ですね!
 少し脱線しましたので戻りますが、大きくなった幼虫を如何に完品羽化させるかは
誰もが望む結果でしょう。方法論は後にしますが「大きくなる幼虫の血統」は非常に大事です。今年は前蛹落ちしても来年は羽化不全、2年後3年後には最大幼虫や2番目3番目の幼虫が完品羽化し、その頃には最大幼虫はもっと大きくなっていますので、「絶対に菌糸を変えない」で下さい。今35gUP幼虫の完品羽化率が60%を
越える菌糸を目標に試作菌糸の試験していますので、今の内に「餌慣れ」させて置いて下さい。  今までの所 他の種にも言えますので、随時試験をしています。
 その方法ですが、最大発育をした菌糸の添加剤量を配合割合を変えずに半分以下に減らします。この減らす量も50%〜80%で試験中です。また完品羽化に邪魔な添加剤が有るかも知れませんので、天然材に近い菌糸も試験していますが、これが中々手強くて「これもダメ、またダメ」の連続です。
 しかし必ず見つけますので、もう少し時間を下さい。