S5 その後

先日お客様からS5の2本目を交換したデータが届きました。

S5を食えた血統

血統:能勢

親メスの食べていた菌糸:不明

親サイズ:80×48程度(厳密な計測はしていない)


1本目:S5:800cc-35g~

2本目:S5:1400cc-37~42g

3本目:S5とS2:1400cc

S5を食えない血統

1本目:S5:800cc-24g~28g

2本目:S5:1400cc-24~31g

3本目;S5とS4:1400cc

羽化は5月からだと思いますので、ご報告いたします。

S5の低温管理時期はキノコの発生が、S3,S4よりやや多く見られるた

め、また幼虫が大きくなりすぎる血統は、S3MやS2を2本目から使用し

た方が、良いかもしれないとの コメントが付いておりました。

久留米産(お客様データ)

親メスの食べていた菌糸:不明

親サイズ:77~79×47~49ミリ程度

食える血統は、最大35gになりましたが、1頭だけ。

残りは、26~31g。とばらついております。

久留米のデータは量が少ないため、今期に期待ですね!

S5のブロックの内、やや乾燥気味になったブロックは堅詰め出来ますが

水分の多いブロックはボトルの底付近の発菌がやや悪くなります。

800ccで10g軽くしますと底まで発菌しますが、今度は肩口の詰めが

甘くなります

ので、今日の仕込みは水分を1%下げて 仕込みます。

この1%の差が幼虫発育、ボトルの持ちに大きな影響を与えますの

あと数回仕込んで、最良の状態を見つけます。これが、小ロット48個仕込みと

大ロット300個仕込みの難しさです。