暖房機メンテと「自作」の中身

ここ数日、朝の温度が10度を割り込んできたので、培養室の温度管理を

冷房から暖房へ切り替えた。

毎年のことだが、自作の温水暖房配管はメンテが欠かせない。

昨日は、妻に照明を当ててもらいながら配管ジョイントの締め直しをした。

作業中に針金だけで締め付けてあるジョイントを見つけたので、リングを追加したが

その数が14個もある。配管前なら少し緩めれば入るのだが今は、完全にバラしてから

装着しないとはいらない!。場所が床でしかも培養棚の下なので培養中の菌糸ブロック

をどかしながら、腹這いになっての作業は流石にきつい。

やっと作業を終えて試運転すると、漏水は全くなかった。

今朝も確認したが漏水はない。

これで一つ目の培養室は安心だが、明日からはもう一部屋の温風暖房器の

メンテをし、今週中に虫部屋3室のエアコンも掃除する。

春と秋は必ず行う作業になっているが、エアコン以外すべて自作なので

メンテも慣れたものだ!

よく聞かれるのが 「何でも自作」 と書いてあるが、実際何を作ったんですか?

ですので、今までの自作品を書いてみます。

鉄骨の培養室2棟
 土工事、基礎コンクリート、鉄骨組み立て、屋根ふき、断熱材、温水暖房、溶接した
 培養棚など
事務所(基礎から内装まで)
井戸掘り、2本+水道工事一式、防寒工事まで
ボトル詰め機、
菌糸ブロック粉砕機
虫部屋3棟(収容数1万頭、菌糸開発用)
キノコ栽培時期のビニールハウス3棟と栽培棚、資材運搬台車、横開き浸水漕5t用×5
燃料タンク、1.5t×10個
焼却炉
暖房設備一式×5(温水は設計から施工まで、温風機本体は購入)
電気配電盤の設計、機械ごとの制御器の設計(肝心なのは単品で組み立てるとこ)
などで、エアコン関係、東電申請書類関係以外は自作したことになります。

素人なので「すべてが壊れるから壊れた時に自分で直せるように設計する」と
修理は市販品を単品購入すれば出来てしまいます。

蒸気ボイラーはメンテをしていて「ここは直にくいから次はこうしろ、ああしろ」と
注文を付けると10箇所中 7箇所程度が改善されて 新機種として販売されるのも
面白いですね!

こちらは余談ですが、新規納入になった 消防車も7箇所の改善ができないなら
この車両は要らないよ!と申請したらちゃんと改良して再納入されました。
業者もプロですから、意地と根性を見せてくれました。

商品に完成品は有りませんので、菌糸も常に改良しています。
次回販売予定の新作も絞り込みに入っていますのでご期待ください。